黒らっきょう

黒らっきょうとは

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新開発された黒ラッキョウは、血液をサラサラにする効果を持つシクロアリイン含有量は生ラッキョウの2倍、抗酸化力は一粒でトマト一個分にも相当する約20倍も持っています。
さらにらっきょうが持っている独特のにおいの成分は蒸発してにおわなくなり、炭水化物が分解されて果糖に変化して甘くなった。
これが「黒らっきょう」です。

ラッキョウには中性脂肪低下や血液がサラサラになる効果、水溶性食物繊維、抗酸化成分の機能が知られてますが、独特のにおいがあることから嫌いな人も多いようです。そのことがらっきょうの需要を停滞させていました。

このため鳥取県園芸試験場(北栄町由良宿)は、機能性を高めて効率的に成分を摂取でき、食べやすくする新加工法を開発しました。
新加工法を使って誕生したのが「黒らっきょう」です

「黒らっきょう」を紹介したのは、鳥取県園芸試験場生物工学研究室の森本隆義研究員。

鳥取県園芸試験場の森本研究員は、2007年10月から酢漬けなど通常の方法以外の用途がないかと、新加工方法を模索。試行錯誤しながら、完熟したラッキョウを90度のオーブンで2日間蒸し焼きにして「黒らっきょう」を誕生させました。

糖とアミノ酸が加熱で黒色色素に変化し、見た目は黒い炭のように輝き、崩すとジャムのようにも使える。

鳥取県園芸試験場の森本研究員が成分を分析したところ、血液をサラサラにする効果を持つシクロアリイン含有量は生ラッキョウの2倍、抗酸化力は一粒でトマト1個分にも相当する約20倍にも跳ね上がっていました。

独特のにおいの成分は蒸発してにおわなくなり、炭水化物が分解されて果糖に変化して甘くなりました。鳥取県園芸試験場は2008年3月特許申請。

ジャムやアイス、菓子、サプリメントなど活用方法は広くあるはずでこれから市場に流れて行くであろう商品です。

黒らっきょう菓子や黒らっきょうジャムなどすぐにでも出来そうですが、味など現時点で不明。そのまま食べられたらベストですね。

社会に出て認知されるにはかなりの時間が必要と思われるが、「黒らっきょう」は画期的な開発。続けて大きく世間に出ることが望ましいと思われます。

従来のらっきょうの効能

らっきょうは殺菌効果、利尿、発汗、整腸作用があり、昔から薬用植物として 広く利用されてきました。

栄養価にすぐれ、なかでも薬効成分のアリシンは殺菌効果だけでなく、 ビタミンB1の吸収を助け、疲労回復、スタミナアップの強い味方です。

らっきょう特有の香りの正体は硫化アリルという薬効成分。硫化アリルは糖質を分解しエネルギーを生み出すビタミンB1の働きを効果的に持続してくれるため、疲労の回復や夏バテ防止に役立ちます。らっきょうにはこの他にも殺菌作用、抗酸化作用、血液凝固抑制作用などが期待できます。

古来、らっきょうには薬効が多く、胃痙攣、下痢、夜尿症、痔、肩凝り、腰痛、冷え性、不眠症、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、感冒などに効能があると言われており、生食すると寝汗に効くとか、卸し汁は鼻血、切傷、虫刺されによいとかの効能の記載があります。

食べ方も中国由来の生食、炒食、煮食、塩漬、醤油漬、甘酢漬などのほか、薬味や、味噌汁にちらしたり、その他各種の料理のトッピングなど用途は多彩です。